小説誤字fix(js) - 用例

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ない (無い)

形容詞「ない」

「傘がない」→傘がなかった、傘がなき(古風)、傘がなく-なる、傘がなければ、傘がなさすぎ、傘がなさそう
後ろに「すぎ」「そう」が接続されるときは「さ」が入る。
このタイプは、しばしば「無い」と漢字でも書く。

イ形容詞「少ない」

「少ない」→少なかった、少なき(古風)、少なく、少なければ、少なすぎ、少なそう
後ろに「すぎ」「そう」が接続されるときは「さ」が入らない。
関連:危ない、危なげない、かたじけない
覚束ない、もったいない、申し訳ない、仕方ない、仕様がない、味気ない、屈託ない、他愛ない、面目ない
あっけない、ぎこちない、心もとない、そっけない、もったいない、etc
このタイプは通常平仮名で書かれる。

助動詞「ない」

五段動詞「書く」+「ない」→書かない、書かなかった、書かなき(古風)、書かなく-なる、書かなければ、書かなすぎ、書かなそう
五段動詞受動 →書けない、書けなかった…
一段動詞「食べる」+「ない」→食べない、食べなかった、食べなく-なる、食べなければ、食べなすぎ、食べなそう
一段動詞可能「食べられる」+「ない」→食べられない、食べられなかった、食べられなくなる、食べられなければ、食べられなすぎ、食べられなそう
一段動詞可能(省略形)「食べれる」+「ない」→食べれない、食べれなかった、食べれなくなる、食べれなければ、食べれなすぎ、食べれなそう
このタイプは通常平仮名で書かれるが、漢字にする人もいる。

ないの活用形:
ない
 ないです
 ないよ
 ないわ
 ないわよ
なかった
 なかったよ
 なかったわ
 なかったわよ
なき(古風)
なく
 なく(言い切り)
 なくて
なければ
(なこ:使われない)
※「でした」「ます」「だ」(だよ,だわ,だわよ)などには接続されない。

なすぎ(助動詞,少ない)/なさすぎ(形容詞)
なそう(助動詞,少ない)/なさそう(形容詞)
「なき」は一見古風だが「感心なき世界」のように名詞を続ける形で、しばしば現代でも使います。

過去+丁寧

「傘がないでした」「少ないでした」「書かないでした」(「ました」も同じ)とは言わない。
「傘がありません」「傘がありませんでした」
「多くありませんでした」「多くなかったです※」
「書きませんでした」となる。
※この形は「形容詞+です」と同じで、一部で批判的な意見もある。
「美味しいです」「美しいです」とかと同じということ。

無の熟語慣用

(参考)
有象無象 遮二無二

五里無中→五里霧中
厚顔無知→厚顔無恥
孤立無縁→孤立無援
心無しか→心成しか
「無」のみを例外に入れてしまうと、上記のような警告も表示されなくなります。ご注意ください。

参考


ない - ウィクショナリー日本語版
「知らなさすぎ」?「知らなすぎ」? – 毎日ことばplus 「いかなさそうだ」か「いかなそうだ」か – 毎日ことばplus
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